吉川英治記念館(東京都青梅市)訪問記(1)

【吉川英治記念館は2019年3月をもって閉館しましたが、2020年(令和2年)に青梅市吉川英治記念館として再開館しました】

30年来の悲願達成!ついに吉川記念館を訪問

他のページでも熱く語っていますように、わたしが心の底から愛する運命の作家。

それが吉川英治です。

※吉川英治につきましては、こちらをご参照ください

この昭和の大文豪の記念館があるということは、実は小学6年生の頃から知っていました。

吉川英治の長男、英明さんが父親について書いた「吉川英治の世界」という本(講談社文庫)。

その巻末に、吉川英治記念館についての情報が掲載されていたのです。

子供だったわたしの心は踊りました。

だって、憧れの作家の貴重な資料や原稿が展示されている施設があるなんて、夢のようじゃありませんか。

行きたい、行きたい、行きた~い!!(笑)

でも、そんな簡単にコトは進みません。

地図を見て愕然(;´д`)トホホ

記念館の場所は、東京は東京でも、「二俣尾」という西東京の、もはや山梨県に近い場所にあったのです。

えっ?奥多摩……? それは遠い。遠すぎる。。。しかも金はかかるし、時間だってかかる。

ダメですね……。

一旦気が引けてしまうと、あーだこーだ行けない理由を見つけてしまう。

結局、情報の発見からおよそ5分で12歳の私は夢は潰えてしまいました(-_-)。

しかも、その時の臆病風が祟って、月日だけが無駄に流れてしまうことナント30年。

かわいらしい坊やだったわたしも(笑)、冴えないおっさんに変わり果てちゃいました(泣)。

そんな冴えないおっさんが迎えた2017年のゴールデンウイーク。

久々の長期休暇を得た私は、ある一大決心をしたのです。

念願であった吉川英治記念館を訪れるぞーっ(祝)!

次のページで吉川英治記念館への訪問記を綴っていきます。

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