太宰治文学サロン(東京都三鷹市)訪問記(2)

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アクセスが容易な「三鷹駅」

 

 

太宰治文学サロンは、 東京都三鷹市下連雀3-16-14 グランジャルダン三鷹1階にあります。

グーグル地図で表示しますと、上の場所になります。

パッと見、駅からすぐのところにありそうですが、ちょっと見つけにくい場所かもしれません。

では、順を追ってご案内します。

 

このブログをお読みの方は、関東近郊の方ばかりではないでしょうから、まず東京を目指してみましょう。

飛行機をご利用の方は、まずなるべくお得な航空券をお探しください。

選択は、「出発空港→羽田空港」になります。

 

羽田空港に着きましたら、東京モノレールで終点・浜松町駅まで移動しましょう!

その際、羽田空港でモノレール羽割往復切符を買い求めると、ちょっとだけお得です。

 

(東京モノレール公式サイト)モノレール羽割往復切符について

 

ちなみにこの切符。地方空港の券売機でも買えるそうです、こちらもご覧ください。

 

(東京モノレール公式サイト)モノレール羽割往復切符の購入券売機について

 

さて、モノレールで浜松町に着いたら、山手線に乗り換えて、東京駅に向かいます。

電車は内回り、東京・上野方面になりますので、落ち着いてホームを探しましょう。

余裕があれば、23区内のJRにオトクに乗車できる「都区内パス」を買うと便利です。

 

(JR東日本公式サイト)都区内パス について

 

ここで、東京まで新幹線でやってくる方の対応もしておきましょう。

いまさらという話でもあるのですが、鉄道旅行を計画する場合。

鉄道各社、例えばJR〇〇のホームページを見てもダイレクトに旅行プランの情報は出てきません。

オトクなプランを探すには、JR関連各社が運営する旅行会社のページを検索します。

 

JR東日本 えきねっと

JR北海道の旅予約サイト

JR東海ツアーズ

JR西日本 おでかけネット

JR四国ツアー

JR九州旅行

 

上記のサイトには、それぞれ東京行きのお得なプラン、切符の検索機能があります。

ぜひ活用してみてください。掘り出し物のチケットが取れるかも・・・!?

さあ、これで空路の方も鉄道の方も東京駅に到着されましたね。

では、東京駅からは中央線に乗車してください。

あとは乗り換えなし。30分ほどで三鷹駅に着きます。

三鷹駅を出ましたら、上の景色を背中に見てください。

逆に目の前には次の景色が広がります。

本屋さんの看板の横のエスカレーターをそのまま降りて、真っ直ぐ真っ直ぐ進みます。

2017年5月現在で、背中側にマクドナルド、斜め向かいに東急ストアが見える交差点にぶち当たります。

そうしたら、そのまま、写真で赤信号が灯っている(三鷹駅前表示がある)方向に進んでください。

ずーっと歩いていくと、左手は飲食店、右手は駐車場や駐輪場という景色が続きます。

こういうところ、三鷹はまだ昭和チックな雰囲気が残っていて良いですね。

 

そうすると、またも交差点に遭遇してしまいます。黄色い建物が正面にあると思います。

迷わず矢印の方向に曲がってください。細い路地に入っていきます。

着きましたあ。

 

朝、食堂でスウプを一さじ

 

太宰治文学サロンは、公益財団法人 三鷹市スポーツと文化財団が運営する施設です。

残念ながら施設は写真NGのため、文章でのみ表現いたしますが。

中は小ぢんまりしています。しかし、太宰の貴重な写真(パネル)や史料でいっぱいです。

3人の職員さんらしき方がいらっしゃいまして、お聞きすればボランティアさんとのこと。

頭が下がります。。。

しかし、皆さん本当に太宰についてお詳しくて、いろいろなことをご存知でした。

また、場内にはサロンを中心とする大きな航空写真が貼られていて、ボランティアさん曰く、

「ここの近所には山本有三記念館がありましてね、そしてこちらには吉村昭さんのご自宅があるんですよ。」

と教えてくださいました。すごいエリアですね。

太宰から話が逸れますが、吉村昭さん!自分にとっても思い出深い作家さんです。

太平洋戦争ものとか幕末もの、すごく良かった!

荒川区に2017年、記念館ができたので、機会があれば、今度ぜひレポートしてみたいと思います。

さてさて、太宰に話を戻しましょう。

場内展示で、最高に感銘を受けたのは、コピーなのですが、展示されている「斜陽」の原稿でした。

太宰の字。

原稿に生々しく踊る達筆の文字から、あの有名なフレーズ、情景が鮮やかに浮かび上がってきます。

 

朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、
「あ」
と幽かすかな叫び声をお挙げになった。
「髪の毛?」
スウプに何か、イヤなものでも入っていたのかしら、と思った。
「いいえ」
お母さまは、何事も無かったように、またひらりと一さじ、スウプをお口に流し込み、すましてお顔を横に向け、お勝手の窓の、満開の山桜に視線を送り、そうしてお顔を横に向けたまま、またひらりと一さじ、スウプを小さなお唇のあいだに滑り込ませた。

(太宰治 「斜陽」の冒頭より)

 

他にも、貴重な初版本初出雑誌などが並んで展示してありました。

あと太宰の年表。家系図。そして、彼の素顔をとらえた日々の写真集。

にこやかなボランティアさんの親切な対応にも感銘を受けました。

三鷹へ寄られた際はぜひ、訪問してみてください。

 

★太宰治文学サロン (公益財団法人 三鷹市スポーツと文化財団)

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-16-14 グランジャルダン三鷹1階
電話/ファックス 0422-26-9150
【開館時間】午前10時~午後5時30分 入館無料
【休館日】月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
※ただし、月曜日が休日の場合は開館し、その翌日と翌々日休館

太宰治文学サロン 公式ウェブサイト

 

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太宰治文学サロン(東京都三鷹市)訪問記(1)

太宰治の魅力にハマる

 

皆さんは、太宰治の作品を読んだことはありますか?

結構好き嫌いの分かれる作家ですが、ハマるとなかなかその魅力から抜け出せないですよね。

実は私も「太宰ファン」でして。

でも文学青年だった若い頃には逆に、全く太宰を受け付けなかったんです。

なんかチャラいと言いますか。鴎外みたいな漢語調の格調高い文章が好きだったもんで。

まあ今になって思えば、大変勿体ないことをしたなあと思いますが。

 

それでも大人になって、いろいろな経験をして改めて太宰の文学に正対した時。

まるでピーマンやトマトの美味さに開眼したような衝撃を覚えました(笑)。

あっという間に全作品を読破し、寝ても覚めても太宰という状況になりまして…。

いや、それだけではおさまらず、ネットでいろいろな太宰情報を嗅ぎまわるようになり…..。

やがて、ある場所を発見してしまうのです。

「太宰治文学サロン…だと…?」

「パンドラの匣」を開けてしまった私は、「太宰の生きた世界」を求めて、いざ旅立つことになるのです…。

 

いざ!太宰治文学サロンへ

 

太宰治の記念館と言いますと、まず思い浮かぶのが「太宰治記念館・斜陽館」です。

しかし、ここは青森県にあり、私の住む町からは遠く、残念ながらまだ行けずじまいです。

ファンとしてはぜひ行かねばならないのですが……。

というわけで、レポが書けませんので、ここについてはサイトでご紹介しておきたいと思います。

(公式サイト)太宰治記念館・斜陽館について

 

実は、太宰治の記念館はもう1か所あります。それが、東京の三鷹市にある「太宰治文学サロン」です。

(公式サイト)太宰治文学サロンについて

 

太宰治は、戦争前夜ともいうべき昭和14年9月より、ここ三鷹の地に家族とともに移り住んでいます。

東京が空襲に遭い、疎開を余儀なくされた期間を除けば、約7年半をこの三鷹で過ごしています。

そんなゆかりの深い三鷹の地。

太宰治文学サロンは、その太宰が通い詰めた「伊勢元酒店」の跡地に建っています。

「伊勢元酒店」は太宰の作品、「十二月八日」に登場します。

「びんを集めて伊勢元に買いに行く。私はご飯を仕掛けていたので、ゆるしてもらった。でも、ひと片附きしたので、園子をおんぶして行ってみると、向うから、隣組のお方たちが、てんでに一本二本と瓶をかかえてお帰りのところであった。私も、さっそく一本、かかえさせてもらって一緒に帰った。」(太宰治 十二月八日 より)

 

太宰の小説には「盛り場」と「酒」がよく出てきますが、ホント好きだったんですね。

そういうところが、明治の文豪たちとちがっていて、新しい時代の作家だったんだなあ、と思います。

さて、サロンはJR三鷹駅からは近いのですが、ちょっと見つけにくい場所にあります。

このサロンへのアクセス方法については、次ページで紹介させて頂きます。

 

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