岩波文庫を楽しもう! 第3回

岩波文庫を楽しもう! 第1回 https://tabi-booklike.com/2017/07/29/enjoy-iwanami-01/

岩波文庫を楽しもう! 第2回 https://tabi-booklike.com/2021/09/06/enjoy-iwanami-02/

岩波文庫の魅力を徹底的に紹介していきます!

やっぱりこういう動画を見てしまうと、岩波文庫への情熱が高まりますね~。魂を揺さぶられますね~ww

小学校時代は岩波少年文庫を、中学校時代から今日に至るまではガッツリと岩波文庫を愛読してきた身分としては、せっかくブログも書いていることですし、ここらへんで岩波文庫に特化した記事をたくさん書いておこうと思うようになりました。

しかし、岩波文庫は膨大です。こうして記事を書いている間にも、新刊が刊行され、また人知れず消えていく名著もあります。それらを漏らさず網羅することはほとんど不可能です。

そこで、岩波書店が作成している「岩波文庫解説目録2021」を基準に、2021年4月1日現在、刊行中の岩波文庫について触れることにいたしました。

ただし、他の投稿とは違ってものすごく膨大な作業量になりますので、一冊一冊に触れるのは簡略にとどめさせて頂きます。

 

岩波文庫について

岩波文庫は、岩波書店が1927(昭和2)年7月10日、ドイツのレクラム文庫を手本に、書物を安価に流通させ、より多くの人々が手軽に学術的な著作を読めるよう、創刊したものです。日本で初めて刊行された文庫本と言われています。
ご存知の通り、1989年頃までは下写真のようなカバー無しのものが広く流通していました。現在のワイド版やリクエスト復刊の装丁は、その時代の名残を遺しています。

それ以降は、現代まで続くスタイリッシュなデザインに統一されています。特に背の色は、作品の内容によって5種類に分かれており、岩波文庫の大きな特徴となっています。

青…思想・哲学・宗教・歴史・地理・音楽・美術・教育・自然科学
黄…日本文学(古典)
緑…日本文学(近代・現代)
白…法律・政治・経済・社会
赤…外国文学

私のブログでもこの色分けに従って紹介していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

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